当店のメニューにもある礫島(つぶてじま)は実際に浜名湖にある島の名前からとっています。
礫島(つぶてじま)は、浜松市北区三ケ日町大崎半島の約400メートル沖にあり、浜名湖唯一の島です。

この島には、伝説上の巨人ダイダラボッチにまつわる話があります。
近江(滋賀県)の土を運んで富士山をつくったといわれるダイダラボッチが、その途中、浜名湖近くで昼食をとったのだそう。
その弁当の中に小石が入っていたため、つまんで放ち、その時にできたのが礫島といわれています。
島の岸辺には小さな鳥居が立っており、そこから島の中へと続く小道があります。

なお、現在島に上陸することはできませんが、前はこの島に立ち寄る遊覧船があったので
島の反対側には崩壊した船着場の跡や、別の場所には茶店の跡地があるそうです。